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埋蔵物包蔵地。あまり聞きなれない言葉ですが、平たく言いますと埋蔵文化財

いやゆる遺跡等が埋まっている可能性がある場所のことです。

普段生活しているとあまり関係ないものと感じますが、実はあなたが住んでいる

お家の場所、これから購入しようとしている土地の下にも眠っているかもしれません。

遺跡が地中に眠っているなんてロマンチック~なんて思えたら幸せです。

実際はこれから購入しようとする土地や住んでいる場所が埋蔵物包蔵地に入っていると厄介な事も多いのです。

それはなにかと申しますと、その場所で建物を新築・増築しようとする場合に各市町村の文化財課に届出をする必要があります。

その場合、各市町村担当部署が敷地の試掘調査を行います。調査の結果、敷地内に埋蔵物が無かったら良いのですが、発見された場合・・・大変です。

そこから市町村による本格的な採掘調査が始まります。よく遺跡調査で目にする光景がそれです。採掘調査にかかる時期はわかりません。6ヶ月かもしれませんし1年以上かもしれません。

採掘調査後には調査結果を報告書として刊行します。

その一連の調査費用および刊行物発行費用は原則全て個人負担になります!!

当然、調査期間中は建物工事はストップです。

工事はストップ!費用も個人負担!! なので大変です。

松本市内には随所にそうした箇所があります。塩尻市内にも思わぬ場所が該当します。

普段気にならないことですが、いざと言うとき大切なことです。

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