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最近お客様からのご相談で最も多いのが
「住宅購入は消費増税前と後、どっちが良いの?」です。
いよいよ10月が間近に迫ってきて、大変悩む時期です。
住宅購入は人生において大きな買い物ですので増税による経済的負担は
とてつもなく大きいものです。
仮に2,000万円のお家を建てるか買った場合に、現行の消費税8%に
対して10%では20万円の差が生じます。その他、登記費用・引越し・家具等購入費
にも影響が出ます。
なので、消費増税前が良いのかな?とも思えます。
ただ、日本政府も消費増税後の景気落ち込みを抑えるためのいくつかの支援策を
打ち出しております。
代表的なものが「すまい給付金」と「住宅ローン控除の期間延長」です。
「すまい給付金」は年収が775万円以下で住宅ローン控除を十分に受けられない
ケースでは最大50万円が給付されるものです。
「住宅ローン控除の期間延長」については、年末のローン残高の1%の金額が13年に
わたり所得税の額から控除されるものです。仮に住宅ローンを2000万円組んだとし
返済期間35年間、金利1%とすると13年間で最大215万円が所得税から控除されます。
それら施策をみていると消費増税後でも良いかも?と思えてきます。
ただ、不動産に関る仕事をしてきて感ずることはただ一つ!!
「買いたいときが買い時、建てたい時が建て時」です。
一生涯のことですので慎重になるのは当然です。
ただ、慎重になりすぎて良い土地・お家との出会いのタイミングを逃すことも多いのです。
土地選び・お家選びの条件は経済的なものも大切ですが、タイミングとフィーリングも
大切です。