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こんにちは代表の赤羽です。
不動産(土地・建物)についての考え方は色々ありますよね。
先日、地元の不動産業OBの方とお話する機会がありました。
最近の不動産動向について話していたときにそのOBの方が
「いい土地あったら原価でまわしてくれ。」と言うのです。
訳を尋ねても「いいやり方がある。」とニタニタ笑うのみです。
そんな話のやり取りに少し危うさを覚えました。
そのOBの方は数年前に会社を後継者に譲りました。
ですが過去の借金などもあり後継者の方は会社の建て直しに必死に取り組んでいます。
そのOBの方は後継者の必死さには気づいていないかもしれません。
会社を後継者に譲った今、不動産を利用して何とか金稼ぎが出来ないものかと考えているかもしれません。
たぶん不動産の横流しや不動産ころがしによる利ザヤを稼ごうと考えているのか?
「やり方次第でどんな事でも出来るんだよ」と最後に言い残して帰っていきました。
不動産業の歴史はグレーや時にはブラックに色塗られてきました。
いまだに不動産業者のイメージはあまり良くないです。
確かに不動産売買などにより利益を得ながら会社を存続させていくことは
大命題です。
ですが、一方的かつ勝手な思惑により人が不幸になる事態は絶対に避けなければなりません。
不動産を売る方も、買う方も、携わった方も皆がWINWINになってこその不動産取引であると思います。
「透明性を持って、誠実に取り組むこと。 安心安全をご提供すること。」
それは目標やスローガンではなく、あたり前のこととして仕事に邁進していきたいと大いに感じました。
不動産業者も腹黒からスケルトン腹への進化が必要な時です。
ちなみに私のお腹はスケルトンかつメタボです・・・(泣)