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こんにちは代表の赤羽です。
今朝、信濃毎日新聞の朝刊一面に以下の記事がありました
「川端康成創作の場、解体危機」
記事を読んでみますとノーベル文学賞作家の川端康成が所有した別荘が取り壊しの危機にあるとのこと。
川端康成の死後に別荘を引き継いだ方が死去し、不動産業者に売却されました。
その不動産業者が9月から解体作業着手すると周辺住民に伝えた。
文化団体などから貴重な文化遺産が失われるとの危機の声が相次いでいるとのことでした。
確かに突然、不動業者から解体の通知が来たらビックリですね。
しかも、日本を代表する文化人の関わった建物ですから。
私ならどうするか?
少し考えてみました。
本来は建物を生かすも殺すも持ち主の気持ち次第ですし、周囲は何も言えません。
ただ今回は不要になった建物を取り壊すのとはわけが違います。
周辺への影響なども考慮した形で事業を進めていくことがベストだと感じます。
なぜ取り壊すのか?取り壊した後はどうなるのか?
丁寧な説明が必要であると思います。
不動産業者の役割は、土地・建物の流通を円滑に図るだけではありません。
不動産売買や開発造成により周辺環境をより良いものへと変えていく使命もあります。
だって不動産業者は不動産のプロですから。
創造力が乏しいまま進めていく事業は必ず朽ちます。
不動産売買においては、売る人・買う人・周囲の人までも考慮し、現在だけでなく将来にわたっての
安心も考えて進める必要があります。
新聞記事を目にして、そんなことを考えていました。