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こんにちは代表の赤羽です。
日中でも寒い日が多くなってまいりました~
いよいよ冬へ突入していくのですね。
今回は、不動産業界を分かりづらくしているのは何か書きたいと思います。
結論から言えば、ずばり「不動産業者」「不動産屋さん」自らです‼
不動産にまつわる法律も一見して分かりにくいものが多いですが
今はインターネットなどでも分かりやすい解説がされているサイトが多々あります。
ですので、不動産売買や賃貸の仕組みは誰でも容易に分かる時代となっています。
ただ、不動産売買などの場に必要な人間、つまり不動産業者の立ち回り方によって
シンプルな話が場合によっては複雑化したり、一つの話が二つにも三つにも枝分かれして
いきます。
先日もこんなことがありました。
塩尻市某所に売土地がありました。土地内にはある不動産業者の看板が立っていました。
私のお客様がその土地に非常に興味があり、弊社が看板の不動産業者へ問合せを致しました。
まだお客様は決まっていないとの返答でした。
お客様から購入予算をお聞きしていたため、売主様との価格交渉は出来るか否か尋ねたところ
「はい、大丈夫です。」とのことでした。「12月に入ったら売主様に聞いてみます。」とのことでした。
先日、たまたまその土地前を通ると売土地看板が撤去されていました。
例の不動産業者にその場で連絡すると「すでに買主が決まりました。以外に早く売れましたよ♪」とのこと。
こちらは「えっ~‼( ゚Д゚)」です。
問い合わせたをした時期はこちらの方が早かったので、せめて一言連絡だけでもくれれば・・・
例の不動産業者は、買主が見つかり仲介手数料も手にすることが出来て良いのかもしれませんが
弊社を通じて検討していたお客様の立場は?
ご検討されている方やお問合せの方は関係なく、不動産業者の胸先三寸だけで話が進んでいった結果です。
お客様には説明をし納得して頂きましたが、だいぶガッカリさせてしまいました。
不動産売買において不動産業者が仲介となって販売する仲介販売の場合、仲介手数料は成功報酬のため、
買主を見つけなければ頂戴できないものです。自分自身のゴールだけにだけ目が行くのは分かります。
ですが、その間のルールがなければフライングもOKとなってしまいます。
不動産に関わる仕事をしていますが、この取ったもん勝ちみたいな風潮には全く馴染めません‼
不動産業者自らが業界の印象をダークにしていることに気づいていないのも情けない話です。
私は公明正大かつ誠実に不動産業に携わっていきたいと常々考え行動しています。
至らない点は多々ありますが、安心安全な不動産取引を一人でも多くの方にしていただきたい一心です。